答えは、日本酒に賞味期限はありません。
日本酒には数字が表記されているので中には
賞味期限と勘違いされる人もいます。
・表示されているのは「製造年月」
で瓶詰めもしくは出荷された日
・賞味期限はありませんが、味わいの変化はあります。
・長く置いてると「酢」になるという事もありません。
「食品衛生法」でも、酒類については
その期限の表示は省略可能としてます。
その代わりに記載されているのが
「製造年月」です。
製造年月の定義としては
瓶詰めされた日、
もしくは
出荷された日です。
これは、各都道府県によって違います。
（統一して欲しいところです、、、）
それでも口に入れるものですから
早く飲む方がいいのでしょうか？
蔵元の想いとしては、一番いい状況で
出荷しているので早く飲んで欲しい
という場合もあります。
ですが、時間の経過とともに
更に味がのってきたり味わいが
柔らかくなるものもあります。
そういう変化を楽しむ日本酒好きも
最近は増えていると思います。
ただ、保管の状況によっては良い方ではなく
悪い方向に変化してしまう場合もあります。
逆に、悪い条件で保管した事がきっかけで
（例えば生酒を常温保管など）
思わぬ味わいの美酒になる事もあります。
但しこのあたりになると自己責任で
楽しむ分野になってきますので
良くわからない人は酒屋さんで
冷蔵保管が必要かどうかを聞けば
必ず教えてくれますのでそれに従って
保管するようにしましょう。
後、日本酒は長く置いてると酢になる、
なんて聞いた事ありませんか？
私も随分昔に聞いた気が。。。
今の酒造りは相当レベルがあがってますので
酢になるという事はまずありません。
昔、技術も道具も今のようなレベルでは
なかった時代にはそういう事はあったようです。
ですから、この日本酒は長く置いてるから
捨ててしまおう！なんて思わないでください。
口に入れるのがためらうのでしたら
日本酒風呂にして温まりましょう。
他にも日本酒の飲む以外の活用方法や
保管方法などについても、後々まとめて
お話したいと思います。
