発酵豆知識

『どぶろく』と『マッコリ』の違いを教えて。

『どぶろく』『マッコリ』
アルコールに詳しくなくてもどちらも名前くらいは
聞いたことある感じでしょうか。

この2種類のアルコールに対して
どんなイメージがありますか?

『どぶろく』は日本酒のお酒
『マッコリ』は韓国のお酒
大正解!
ですが、それ以外にも色々と違う部分があります。電話

『どぶろく』と『マッコリ』の違い。

耳にしたことはあってもよくわからない?
そんな「どぶろく」と「マッコリ」の違い
いろんな視点から並べてみようと思います。

名前の由来。

どぶろくは「濁酒」と書きます。
平安時代以前から米で作る醪の混じった状態の濁酒のことを濁醪(だくらう)と呼んでいたのが訛って、今日のどぶろくになったと言われています。

一方、マッコリの語源は「マッ(粗く)」と「コルダ(濾す・こす)」という朝鮮語からだと言われてます。
発音は「マッコルリ」というのが韓国での表記には近いようです。

原料の違い。

どぶろくの原料は『米』です。
いわゆる日本酒(清酒)を造る途中の“醪(もろみ)”を絞っただけのお酒。
日本酒は法律で『濾す(こす)』という工程が必要です。

一方、マッコリは主に米を原料としますが、他にも「もち米・麦・あわ・ジャガイモ」なども使われます。

アルコール度数の違い。

どぶろくの平均的な度数は14~17度。
マッコリの平均的な度数は6~8度。
更に低アルコールで3度ほどのマッコリもあるそうです。