ちまめ的視点

日本酒のメニューが悲しすぎる。

先日、近くにオープンしたばかりのお店へ。
完全に初めてなので、料理も飲み物もどんなラインナップか全く知らずに訪問。

そこで出てきたドリンクメニューがこちら。

【SAKE・普通酒】。。。
正直、凄くショックでした。

私が日本酒をもっと多くの人に、特に若い女性に飲んでもらいたい!
と思っていても、このメニューで「日本酒ください!」って
注文するとは思えないのです。

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良く見かけるのは「日本酒 熱燗・冷酒」という表記のメニュー。
こういうメニューを日本の飲食店から失くしたい。
焼酎はちゃんと銘柄で書かれているのに、日本酒はどうしてこんな扱いなんだろう。
ずっとずっとそう思ってました。

実際に、そういうメニューを置いてるお店でこの日本酒は何ですか?
何故、こういう書き方をしてるんですか?と聞いた事があります。

答えは
「日本酒が全くわからないので、問屋さんがこれ売れてるよっていうのを置いてるよ。」
「メニューは問屋さんが作ってくれたのを使ってるだけ。」と。

でも、料理は産地や鮮度、素材に拘って丁寧に作っているお店なんです。
その料理と一緒に口にするお酒。
アルコール全部の知識を持つのは難しいかもしれないけど、
せめて日本酒一種類だけでも思いをもって置いてもらいたいなと思ってます。

熱燗って、ガンガンに温度を上げた日本酒を想像しますよね?
でも、日本酒ってすごくデリケートで5℃刻みで名前がついてたりするんです。
冷酒って、小さな瓶に入った飲みきりボトルで冷蔵庫から出てくるものだけ?
でも、それにもちゃんと銘柄はありますよね。

熱燗って日本酒はないんです。
冷酒って日本酒もないんです。

もっと日本酒を大切に飲んでもらえるようになる為に、
もっと日本酒を飲食店さんに大切に扱ってもらえるように、
色々な活動をしていきたいと思っています。