ちまめ的視点

日本酒を広めたいと思ったきっかけ。

最近「日本酒の人」
と良く言われる。

日本酒しか飲まないわけじゃないし
興味を持ちはじめたのも数年前。
それまでは、周りと同じように
誰かが注文すれば一緒に飲むけど
自分で選んだりしたことはなかった。

どちらかというと
よくわからないものの代表。

「ワイン」と「日本酒」は
知識がないと恥ずかしくて
何だか注文することすら
ちょっと勇気がいるものでした。

それがなぜ?
ほぼ初対面の人にまで
「日本酒の人」と認識されるのか?
それは言い続けたから。
ただ、それだけです。

私は醸造に関する学校は出てません。
日本酒に関わる資格も持ってません。
飲食店でも、酒屋でもありません。
ただ、日本酒に興味があって
日本酒をもっと広く知ってほしい。
特に女性にもっと飲んでほしい。
そう、思って言い続けただけです。

確かに色々と勉強はしました。
これからもずっとし続けます。
それは知ることが楽しいからです。
でも、そんな人は私以外にもいます。


実際、私が通ってる勉強会には
20年以上続けて来てる重鎮も。

おそらくその人たちと私が違うとすれば
より蔵元さんに近い場所にいる。
それくらいだと思っています。

最初は全く誰も知らない世界。
その中で蔵元と知り合う機会があり
連絡を取り、何度も足を運ぶ。
そういうことを続けているうちに
徐々に深い話しをするようになる。

そんな関係を何年もかかって
作り上げてきただけです。

それも最初からそうなるように
狙ってたわけではありません。
はじめは会って話ししたお礼。
そこからイベントなどに足を運ぶ。
何度も顔をみて話しする機会を作る。
一緒にお酒を飲む機会に滑り込む。

たまたま、私はそういうチャンスが
多くある場所にいたのかも。。。
でも、全くのゼロから関わった世界。

今、考えるとよくあんな事できたな、
そんな事今なら言えないってことも
すごく多い気がします。
要するに世間知らず(業界知らず)
だったからこそできたのかも。

だから、初心者こそ思い切って
動いてみることって大切。
色々と知ってしまうと動けなくなる。
そんなことも知らないからこそ
何も考えずに動ける特権!

そして、以外とそんな動きをする人が
周りにいないからこそ印象に残る。
それで気にかけてもらえるって流れ。
実際に私はそういう部分は多いに
あったんじゃないかなと思います。

そもそもの話しですが、
日本酒に興味を持ったキッカケ。

数年前に私自信が感じた
「え?日本酒ってこんなに美味しいの?」
を伝えたい!から始まってます。

だけど、そのうちに蔵元さんと
ゆっくりと話す機会が増えてきた時に
もっとちゃんと広まっていかないと
日本酒業界自体がこのまま廃れてしまう。
本気でそういう危機感を感じました。

そして、私が最初に感じていた違和感。
・素人や初心者という言葉の壁
→どこかで見下されてる感が。。。
・うんちく野郎の面倒くささ
→楽しく飲みたいのにうるさい。。。

こんな事じゃ日本酒は若い女の子に
広まっていかないんじゃないか?
それなら、私が日本酒はもっと気軽に
楽しんでいいだよって発信しよう。
そう感じたのがきっかけです。

最近は焼酎や泡盛の蔵元さんとも
顔見知りの人が増えてます。
そして、クラフトビールや国産ラム。

まだまだ、日本で創られているお酒の
美味しさや楽しさを広く伝える方法がある!

今年はまた新しく始めたいことも
試してみたいこともたくさんあるので、
絞りながら広げるというのを
繰り返していきたいと思います。