私が良く聞く日本酒の3大マイナスイメージ。
日本酒のマイナスイメージで良く聞くのは
◆悪酔いする
◆太る
◆不味い。。。
どれも私個人的には寂しい認識。
悪酔い・二日酔いは気分が悪くなったり頭痛がしたり
ひどいと吐いたりしてしまうので本人も辛い。
そして、一緒にいる周りの人もいい気分はしないですよね。
太るというのはカロリーの問題でいうとアルコールよりも
その時、一緒に口にする食事の方が大きな要因です。
日本酒はどうしても糖分が含まれて甘いので太る!
という間違った認識が広がってる気がします。
(確かに飲み過ぎるのは良くありませんが。)
不味いという記憶は、きっと料理との相性が悪かったり
そもそも保管状況が良くない日本酒だったり
好みの味わいではなかっただけで
日本酒全般が不味いとは思って欲しくないなぁ。
この「日本酒3大マイナスイメージ」の中で
今回は悪酔いを防ぐ方法について書いていきます。
その中でも、特に水を飲むことの大切さをわかってもらえると嬉しいです。
日本酒での悪酔いを防ぐ方法。
・体調を整えておく
・食事をしながら飲む
・水と一緒に飲む
まず1つ目の“体調を整えておく”というのはとても大切です。
日本酒をはじめとしたアルコールを飲むと
胃から3割、小腸から7割吸収されます。
そして血管を通って、肝臓にたどり着いてはじめて
アルコールの分解が始まります。
ですが、そんなに一気にアルコールは分解されません。
分解できないアルコールが血液と共に脳に達して麻痺する。
これが【酔っぱらう】という状態です。
体調が良くないと、肝臓の働きも衰えますので
アルコールの分解にも時間がかかります。
次に2つ目の“食事をしながら飲む”。
空きっ腹にアルコールを飲むと急激に吸収されます。
結果、胃腸や肝臓に負担をかけることになるので
食事をしながらゆっくりと飲むようにしましょう。
そう、飲むスピードが速すぎるのもNGです。
最後に3つ目の“水と一緒に飲む”。
これが今回、一番伝えたい内容です。
急に大量の日本酒飲むと一気にアルコールが体に入る事になるので
日本酒を飲む時は、間に必ず水を飲むようにしましょう。
日本酒を飲む時に飲む水を「和(やわ)らぎ水」と言います。
身体の中で急激にアルコール度数があがるのを防ぎ、
緩やかに酔いが回るお手伝いをしてくれると思ってください。
量は飲む日本酒の2倍ほどを飲む目安にするといいと思います。
飲みすぎた翌日など“いつも以上に喉がかわきませんか?”
それは、アルコールを分解するには大量の水が必要だから。
アルコールも水分だから、、、ではなく
アルコールを分解する為の水分を身体が必要としてるのです。
そして、日本酒は味も香りもとても複雑なものが多いのです。
まず、グラスやお猪口に注いだ時にあがってくる香り、
口に含んだ時、飲みこんで喉を通った時、
その後口に残る味わいや鼻を抜ける香り。
たくさん楽しめる要素があります。
こういう香りも、途中で和らぎ水を飲むことによって
リセットされて新たに楽しむことができます。
たまに、水で薄めるともったいないから。。。
と水を飲まない人がいますが、身体によくないので
必ず飲むようにしてくださいね。