ちまめ的視点

取り残されたエビの話。

この名言、知ってますか?
私自身、数年前までこのエビそのものだったなと思います。
下記に引用しておきます、読んでみてください。

潮高い岩場に、一匹のエビが取り残されている。
「海に戻れ!」と言う本能のささやきもなく、

そうする気力もなく、ただじっと待っている。
海が戻ってきてくれるのを。

もし、戻ってこなければ・・・?

エビは「じっと」そこにいるだけだ。
そして、いずれ死んでしまう。

もしかしたら、ほんのちょっとがんばれば、海辺までたどりつけるかもしれないのに。
波は1メートル足らずのところまで来ているかもしれないのに。

あちらを見てもこちらを見ても、世の中にはそんなエビのような人がいっぱいいる。
「決められない」
「始められない」
と岩場に取り残されている人たちが。

NLP起業マーケティングから引用

この文章を読んでどう思いましたか?
数年前までの私、この文章を読んだ時の私、
ここにいても仕方ない、こんなところ嫌だと言いながら何年も在籍してました。

私の場合は辞表は書いて渡してましたが、その都度部署移動。
それでも本気で辞めるつもりであれば、退職は出来たと思います。
思い返すと、どこかで変化に対して恐怖を感じる自分がいたんです。

最後はもうこれ以上勤めてると「死」が見える。
だから、止められてもけなされても退職を選びました。
逆に言うと、そこまでの状況になるまで動けませんでした。

結果、今はしんどい事であっても好きなことを仕事として生きています。
もちろんいい事だけではありません。
それでも自分で決めて自分で動いたから「今」がある。
まだまだこれからも試行錯誤しながら楽しくやっていこうと思ってます。

人は変化を怖がるもの。
今いる場所は良くない、とわかっていてても動けないもの。
そこを超えるのはすごく勇気がいります。
でも、動いたから見えてくるものや動くものもある。

これは、私自身が実際に経験したので言えること。
ほんの少し勇気を出して動き出してみませんか?