今朝の『発酵姉妹のてまえみそラジオ』のテーマは【みりん粕】
あまり出回ってないので
目にする機会は少ないかも。料理やお菓子つくりにも
使える万能食材。
見つけたら是非っ!幻の食材?! みりん粕「こぼれ梅」 – 丸ごと小泉武夫食マガジンン https://t.co/xw0GKiZwGI #小泉武夫マガジンン
— ちまめ@日本酒ひよこ女子倶楽部主宰 (@nihonsyuski) 2019年1月28日
毎週火曜日の朝8時~は
へまへまさんと一緒に『発酵姉妹のてまえみそラジオ』
私、この時間ほんわかしてて大好きなんですよね♪
発酵食や、発酵そのものについてのお話を
2人で15分間語っています。
いつも、息子ちゃん(へまお君&へまじろう君)達の
可愛い声も入る癒しの時間(笑)
みりん粕とは?
今回はへまへまさんが出してくれたテーマ【みりん粕】。
そもそも、みりん粕を知ってる人の方が少ないかも。
酒粕のようにスーパーなどではあまり扱ってません。
酒粕が日本酒(清酒)を絞ったあとに残るように
みりん粕もみりん(味醂)を絞ったあとに残るもの。
ただ、機械で酒を絞ったあとの板状の粕ではなく
白くてポロポロの粒状です。
咲きこぼれる梅の花に似ているところから
【こぼれ梅】とも呼ばれています。
みりんには大きく二種類ある。
味醂・みりんと一言で言っても大きく二種類あります。
「本みりん」と「みりん風調味料」です。
更に「本みりん」も製法によって二種類に分けられます。
(これは別記事で書こうと思います。)
みりんとは?
調味料や飲用に用いられるアルコール飲料。
甘味のある黄色や褐色の液体で、約14%のアルコールが含まれます。
みりん風調味料と区別する為に、本みりんとも言います。
酒税法上に「本みりん」という区分はありません。
一方のみりん風調味料とは?
酒税がかからない、アルコール1%未満であること。
そして、みりんの風味に似せてうまみ調味料や水あめなどの
糖分を加えた調味料です。
みりん粕(こぼれ梅)は本みりんからしか
産まれてこない食材です。
本みりんの製造量が少なくなってしまっているので
みりん粕も手に入りにくいんですね。
素晴らしい!みりん粕(こぼれ梅)の栄養素と効能
では、みりん粕に含まれる栄養素と効能について
ご紹介していきますね。
◆アミノ酸
筋肉をつくる・疲労回復。
スキンケア効果もあります。
◆たんぱく質
髪・肌をつくる。
炭水化物をエネルギーに変える。
◆銅
白髪防止・健康な髪をつくる。
骨や皮膚の健康を維持する。
◆炭水化物
脳の唯一のエネルギー源。
疲労を防ぐ。
◆ビタミンB1
炭水化物の代謝を助ける。
脳や神経の機能を維持する。
◆ビタミンB6
たんぱく質の代謝を助ける。
皮膚や髪・爪・歯の健康を維持する。
◆レジスタントプロテイン
コレステロールを体外に出す・便秘解消。
この中でも最後に紹介している
「レジスタントプロテイン」は2014年に発表。
高野豆腐などに豊富に含まれる栄養素ですね。
コレステロール=脂質を身体の外に出してくれる
性能があるので、脂っこいものを食べた後には
特に効果がありそうです!
みりん粕ってどうやって食べるの?
◆甘酒
◆焼き菓子
◆味噌漬け
みりん粕は酒粕よりも粘り気と甘味があるのが特徴。
甘味が強いので甘酒にする時も砂糖が少なくてすみます。
そして、一番使いやすいのは焼き菓子でしょう。
砂糖の代わりに使い、小麦粉と混ぜて焼くだけ。
簡単でしょ?
次に味噌漬け。
みりん粕と同量の味噌に酒を少々。
それぞれ100gに対して、小さじ1程度。
これを混ぜて味噌床にし、魚や肉を一晩漬けて焼くだけ。
焼く時には、焦げるので粕は取り除いてくださいね。
はい、こんな感じで簡単に口にできるので
手に入ったら是非試してみてください!